林修の今でしょ!講座の「名医が教える早期発見法!あの時サインは出ていた」でやっていた6つの病気「くも膜下出血、脳腫瘍、心筋梗塞、心不全、認知症、がん」の早期発見法をチェック!
2番目は「脳腫瘍(のうしゅよう)」です。発症のサインはなんと半年も前から出るらしいです!これを知っておけば、かなり早めに治療が受けられますね。
脳腫瘍の前兆!発症半年前のサイン「朝、頭痛で目が覚める」
脳腫瘍のサインは、なんと朝起きた時に出ます。朝、頭が痛くて目が覚めたら要チェック!!
人間は寝ている間は呼吸の回数は減少します。すると血液中の二酸化炭素が増え、逆に酸素が減ります。そうすると体は酸素を欲しがり、酸素を運ぶために血管が広がります。
すると脳の血管も膨張し、脳腫瘍がある場合は脳の骨のまわりの神経を圧迫し、頭が痛くなるというわけです。
ただでさえ頭痛が起きやすい早朝に、さらに脳腫瘍があると頭痛になる、つまり早朝頭痛が脳腫瘍のサインとなるというメカニズムです。
早朝の頭痛だけで、医者に行こうとは思わないので、だからこそこのサインを見逃してはいけないのですね。早朝頭痛が続いたら、即病院へ行きましょう。
脳腫瘍の発症2ヶ月前のサイン「よく物を落とすようになる」
発症2ヶ月前から見られる前兆は、箸などの物がうまくつかめなくなる、そして「よく物を落とすようになる」です。
脳の前方には運動を司る神経のかたまりがあり、それを脳腫瘍が圧迫することにより、手がうまくコントロールできなくなり、結果的に「物を落とすようになる」というメカニズムです。
これはゆっくりと症状が進行するため老化や疲労だと勘違いしてしまいやすいので、このサインには要チェックですね!早朝頭痛があり、よく物を落とすようになったら、急いで病院へ行きましょう!