林修の今でしょ!講座の「名医が教える早期発見法!あの時サインは出ていた」でやっていた6つの病気「くも膜下出血、脳腫瘍、心筋梗塞、心不全、認知症、がん」の早期発見法をチェック!
4番目は「心不全(しんふぜん)」です。発症してしまうと治ることはほとんどないという心不全ですが、その発症のサインは半年も前から出るらしいので要チェックです!
【もくじ】
心不全とは
心臓の病気である心不全は、現在日本全国で約25万人もの患者がいると言われており、高齢の患者が増えてきているそうです。
具体的には「心臓に血液を送るポンプ機能が低下すること」で、他の臓器(肝臓、すい臓、腎臓など)にまで影響を与える怖い病気です。
症状としては、呼吸困難になったりすることがあるようで、一度心不全になってしまうと基本的には元の状態には戻らない病気のようです。つまり、早期に発見することが非常に大事となる病気のひとつであるわけです。
心不全の前兆!発症半年前のサイン「夜中に2回以上トイレに行く」
心不全の半年前サインはなんと「夜中に2回以上トイレに行く」でした。一見、心臓とは何の関係もなさそうですね。いったいどういうことなのか。
まず前提として、健康な人は年齢に関係なく「夜トイレに行く回数はゼロ」であるということ。そうだったんですね。知りませんでしたよ。では何故、心不全になるとこの夜間尿が増えるのか?
心不全で夜間尿が増える理由
- まず心不全になると、心臓から送り出す血液量が減ります。
- すると、腎臓に流れる血液の量も減り、結果的に作られる尿の量も減ります。(日中)
- 血液が足の方に溜まっていきます。(よって心不全の患者さんは足のむくみが顕著のようです)
- 夜寝るときに体を横にすると、腎臓の血流が増えるため、夜間の尿が増えるという訳ですね。
夜の夜間尿が増えると同時に、昼間の尿が減ってきた場合は、特に注意が必要となります。
心不全の前兆!発症10日前のサイン「歩くだけで息切れする」
いつものぼれていた階段が、途中で休まないとのぼれなくなった等の場合は心不全のサインである可能性が高いようです。また、平地を歩行しているだけで息切れをする場合は、重傷の可能性があるので特に要注意です!
いつもの行動で息切れをしてしまうことが続いた場合は、すぐに病院へ行きましょう!
病院へ行く場合はどこへ行けばいいのか?
まず最初は、幅広く診てもらえる総合診療医や、かかりつけの先生に相談に行きましょう。それから判断してもらうと、適切に指示してもらえます。
一見手間がかかるようですが、最終的には非常に効率的な診療を受診することができるようです。おすすめとしては、かかりつけのお医者さんを作ることらしいですよ。
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