12月2日放送の「マツコの知らない世界」では、家庭で飲む缶ビールや瓶ビールを、お店で飲むような極上の生ビールへと進化させる「禁断の注ぎ方」を紹介!教えてくれるのは、中野にある立ち飲みスタイルで人気の「麦酒大学」の学長。一つの銘柄のビールを、注ぎ方の違いだけで10種類以上もの味わいに変えてしまうという、まさにビールのプロフェッショナルです。
彼らが提唱する注ぎ方は、一般的な「三度注ぎ」や、ビール界の有名人が考案した「佐藤注ぎ」などよりもさらに上の、ある意味「禁断」と呼ばれるテクニックです。というわけで、早速チェック!
三度注ぎを超える「禁断の注ぎ方」の秘密とは
一般的な「三度注ぎ」は、ビールをグラスに注ぎ、わざと泡だらけにして苦味成分や余分な炭酸ガスを泡と一緒に抜き、泡が落ち着いてから再度注ぐことで、まろやかで旨味が際立つビールにする方法です。
しかし、麦酒大学が公開する「禁断の注ぎ方」は、このプロセスをさらに突き詰めます。そのポイントは、次の2つです。
1. ビールの液体をやさしく注ぐ
まずはグラスを少しかたむけながら、缶ビールの液体をやさしく注いでいきます。
- まずはグラスを少しかたむけます。
- そして缶ビールの液体をやさしく注いでいきます。
- 缶の中に少し液体が残った状態で、注ぐのをやめます。
- 缶の口の部分を親指で塞ぎます。
- そして缶を振ります。
- すると泡ができるので、その泡をのせれば出来上がりです!
2. 生ビールのような二層の泡
この方法で注がれたビールは、泡が非常に特徴的です。
- 上層の泡: ツヤツヤとしたパールのような、きめ細かく締まった泡(クリーミーな泡)
- 下層の泡: 荒い泡が押し流された後に残る、炭酸を閉じ込めた細かい泡
この二層構造により、口当たりはマシュマロのようにフワフワでありながら、液体部分はしっかりと炭酸が閉じ込められた、抜群の喉ごしを持つ、まさに極上の生ビールのような味わいになるのです。
「禁断の注ぎ方」を体験するには?
この驚きの注ぎ方は、「麦酒大学注ぎ」としてお店の看板メニューの一つにもなっています。
立ち飲みスタイルの「麦酒大学」では、この注ぎ方だけでなく、同じビールを「一度注ぎ」「三度注ぎ」など、異なる方法で注ぎ分けた飲み比べも楽しめます。注ぎ方一つでビールの味が劇的に変わるという、ビールの常識が覆るような体験ができるでしょう。
放送後には話題沸騰間違いなしの「禁断の注ぎ方」。ぜひご自宅で試す前に、お店で本物の技術を体感してみてはいかがでしょうか。
📍「麦酒大学」店舗情報
テレビ放送直後は混雑が予想されます。来店される際は、事前に公式情報をご確認ください。
| 項目 | 詳細 |
| 店名 | 麦酒大学 |
| 所在地 | 東京都中野区中野5-53-12 |
| アクセス | JR中央線・総武線、東京メトロ東西線「中野駅」北口より徒歩約3分 |
| 営業時間 | 火〜金:17:00〜23:00、土日祝:15:00〜23:00(L.O. 22:30) |
| 定休日 | 月曜日 |
| スタイル | 立ち飲み(スタンディングバー) |
まとめ
中野「麦酒大学」が披露する三度注ぎの常識を超える「禁断の注ぎ方」は、苦味を限界まで抜き、クリーミーな泡で蓋をすることで、缶ビールを極上の生ビールへと昇華させるテクニックです。
この注ぎ方のポイントは、雑味を泡と一緒に抜き、最後にきめ細かい泡に置き換えるという、プロならではの緻密な工程にあります。
究極の一杯を求めて、この注ぎ方を追求する「麦酒大学」の情熱が、家飲みビールの常識を塗り替えるかもしれません。