天気予報でよく聞くフレーズで「日曜日は晴れ間が出ますが、月曜からはまたぐずつきそうです」と言っているのをよく見かける気がしますが、この「ぐずついた」という表現を使っているのには、実は優しい理由があったんです!
というわけで、11月からレギュラー番組となる内村光良司会の「優しい人なら解けるクイズやさしいね」で紹介されていたその理由と、気象庁による明確な定義などを早速チェック!!
天気予報で、悪い天気をぐずついた天気と言う理由
一般の人にとっては雨が降る天気を「悪い天気」と思っている人が多いとは思いますが、農家の人などにとっては「恵みの雨」となります。
つまり、雨や曇りの天気が全ての人にとって「悪い天気」ではないということですね。
だから悪いとは表現せずに「ぐずついた」という表現を使っているわけですね。なるほど、ぐずついたってなんだかまどろっこしい表現をするなとは思ってはいましたが、こういう理由があるとは思いもしなかったですね!
天気予報では「いい天気」も基本的には使わない
上記の理由により、晴れの天気も全ての人にとって良い天気ではないので、「いい天気」という表現も基本的には使わないそうです。
例えば「さわやかな天気」だとか「洗濯物を干すにはいい天気でしょう」などと表現するんだとか。なるほど、言われてみれば確かに聞いたことがある表現ですね。
というわけで天気予報で悪い天気をぐずついた天気と言っている理由の正式な解答としては、雨や曇りが全ての人に「悪い天気」ではないから、でした!
気象庁による「ぐずついた天気」の定義
この「ぐずついた天気」という言葉ですが、実は気象庁によってどんな時に使う言葉なのかちゃんと定義されていたのです。
つまり、どんな天気のときにこの「ぐずついた天気」という言葉を使っているのか、その明確な線引きがあったんですね。
その定義とは、雨や曇りがどれだけ続くかで決まります。
そしてぐずついた天気とは「2〜3日以上」雨や曇り(または雪)が続きますよ、という予報の時に使われます。
さらに、1日の中で天気がかわるときには「かわりやすい天気」という表現を使っているそうですよ。
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