一年に一度の健康診断!ということで年を取って初めて知る「バリウム」検査なわけですが、あのバリウムを飲んだ後の宇宙飛行士の訓練みたいなやつ、あれは体感した人にしか分からないですよね。
というわけで今日は、健康診断でバリウムを飲む35歳以上限定のコーナー「バリウム前日の食事・水分・タバコ・お酒は何時まで?」です!
以上4項目を理由と共にチェックしていきたいと思います!ついでに薬やサプリ、運動、うっかり食べたりしてしまった時の対応についても調べましたよ。
【もくじ】
バリウム前日の食事は21時まで
まずは食事からですが「基本的には21時まで」となっています。理由としては、当然バリウムを飲んで胃の検査をするわけだから、胃の中に食べ物を残していては検査にならん!というわけですね。
しかし、胃が食べ物を消化する時間は3時間程度です。消化しづらいものがあるとしても、21時よりも遅くても大丈夫そうですよね。まあ寝ている間は消化機能が働かないとかありそうですけど、それでも21時って早すぎる気がします。
色々と調べてみましたが、理由は健康診断は胃の検査だけでなく血液検査などがある為、そういった数値に影響が出るからですね。
また午後の検査の場合は、7時までなら軽食であればオーケーです。というわけでとりあえず結論としては、、
午前の検査の場合「食事は前日21時まで」
午後の検査の場合「軽食なら当日7時まで」
以上、こちらが一般的な模範解答になります。お次は水分へ!
バリウム前日の水分摂取は大丈夫!
前日の水分摂取は大丈夫です。ただし水・カフェインを含まないお茶・白湯であればというところで、前日の晩ご飯以降はこの3種類のみにしておきましょう。
基本的には「当日の検査3時間前まで水分(上記3種)を100ccくらいなら飲んでも大丈夫」です。
朝10時から検査であれば朝7時まで、午後13時からなら10時までといった具合ですね。ただし100cc程度までにしておきましょう。ガブガブ飲んではさすがにNGです。
ちなみに水分が胃に残っていると、水分の部分の映像が映らなかったり、バリウム自体が水分で薄められてしまうことによってキレイに映らなくなるなどの弊害が生じます。
検査前3時間以内にどうしても喉が渇いてしまったら、水分を少し口に含んだりして凌ぎましょう。
バリウム前日のタバコは大丈夫!
正確には検査8時間前まで大丈夫です。
たばこを吸っては駄目な理由は、たばこを吸うとその刺激で胃酸が多く分泌され、バリウムがうまく張り付かなくなってしまったり、バリウムが薄まってしまったりするからです。
他にも血管の収縮だったり血圧の上昇だったりなどあるので、8時間から余裕を見て10時間空ければ正常の状態に戻るので、とりあえず前日はOK。ただし当日は完全にNGとなります。
バリウム前日のお酒はダメ!
お酒、というかアルコールを摂取するとバリウムを固める原因になるからという理由でNGです。前々日の夜までは大丈夫ですが、前日はNGです。
前日の昼は良いのかどうか調べてみましたが、はっきりとした結論は見つけられませんでした。が、セーフゾーンではないかなとは思います。
アルコールは長くても12時間あれば分解されるから、というのがその理由です。ただし人によるので、お酒に弱い人は前日の昼でも避けましょう。
バリウム前日の薬は基本的には大丈夫
なにかしらの薬、例えば高血圧だったり糖尿病だったりという類いであれば飲まないと逆にダメですが、基本的には大丈夫なようです。
ただし、主治医さんや病院に確認しておいた方が良いです。
ほかにもサプリメント系などは尿検査などに影響が出る可能性があるので、避けた方が良さそうです。
バリウム前日の激しい運動はダメ
マラソンなど、激しい運動をすると筋肉に含まれる酵素が血液中に流れ出し、肝機能に問題がある場合に正確な数字が分からなくなります。
これは元に戻るのに数日かかるそうなので、バリウム前の数日間は激しい運動は避けないとダメです。これは知らなかったですね。
まとめ
バリウム前日は「食事は21時まで・水分とタバコは大丈夫、酒・激しい運動・サプリはダメ」でした!これを忘れずに健康診断に臨んでいただければと思います。
しかし、ついついうっかりと忘れてしまうこともあるかと思います。そんな時はどうすればいいのか??
つい食べたり飲んだりしてしまった時の対応
検査の病院に行くか電話などで、自分がやってしまったミスの内容を正確に告げましょう。そうすれば、検査可能かどうか病院側が判断してくれます。
また、検査内容によって「これはできてあればできない」なども教えてくれます。そして、検査日を変更してもらうことも可能です。
というわけで何かうっかりしてしまっても、また後日頑張れば大丈夫!気楽にいきましょう!