8月7日(日)の「この差って何ですか?」では、家庭で作る餃子とプロが作る餃子の差ということで、餃子の皮で有名なモランボンの社員さんが美味しい餃子の作り方を教えてくれました!
というわけでプロの美味しい餃子の作り方、下準備〜タネの作り方〜包み方〜焼き方までを早速チェック!子供でも簡単に包める包み方も教えてくれましたよ。
【もくじ】
プロの餃子の下準備の方法&ポイント
まずは下準備として、野菜のキャベツとニラを細かく刻み、それぞれボウルに入れます。
※ポイントは塩をふって水分を絞ったりはしないで、このまま使います!プロはキャベツを搾らないで、その水分を利用してジューシーに仕上げます。
プロの餃子のタネの作り方&ポイント
- ボウルにひき肉だけを入れ、そこに餃子の素を入れて混ぜ合わせます。
- お肉に粘りが出るまでしっかりとこねたら、キャベツとニラを入れて「力を入れずにさっくりと」混ぜ合わせます。必ず野菜がしんなりする前にやめます。
- そしてタネにピッチリとラップをし、冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
※ポイントはお肉だけに餃子の素を入れて混ぜ合わせるところで、一緒に野菜も入れてしまうと塩分で野菜から水が出てベチャッとする原因になってしまうのです。
そして野菜を入れたらあまり混ぜ合わせないで、水分が出ないようにするのもポイントです。
さらにタネにラップをする時に、なるべく空気に触れさせないようにピッチリとラップをするのがポイントです。
プロの餃子の包み方の方法&ポイント
- ビニール袋に餃子の皮を入れ、皮の乾燥を防ぎながら包んでいきます。
- 餃子の皮を左手に持ち、たっぷりとカレースプーンで1杯分のタネをのせます。
- スプーンでタネの外側を、スプーンの裏側をつかって少し捨てます。これによって外側のフチに水分と脂を塗ることができます。(手前側はそのままにしておきます)
- 右手の親指と人差し指を使い、奥側の皮だけにヒダを5つ以上作りながら包みます。こすると外側に三日月型のように膨らんだ形に包むことができます。
※包む時に両側にヒダを作ってしまうと、少ししか包めないのです。この三日月型により、より一層多くのお肉を詰め込むことが可能になります。
また、包む時に余計な水分を使わないことで、しっとりした餃子を作ることができるのも大きなポイントです。
素人が包んだ餃子は18g程度でしたが、プロが包んだ餃子はなんと22gでした。これはなるほどのテクニックですね!
プロの餃子の焼き方&ポイント
フライパンに餃子を並べて強火で焼き、お水を1/3の高さまで入れてフタをして蒸し焼きにして作るのは同じです。
ただし餃子が三日月型のため、餃子のフライパンへの設置面積が通常よりも広いので香ばしくてカリッと焼き上げることができるのです。
焼き方は同じでも、包み方によって仕上がりが変わってくるというのがのが驚きですね!
そんな優秀な三日月型の包み方ですが、ちょっと難しいということで子供でも簡単にできてお肉がたっぷりと包める包み方を教えてくれました!
子供でも簡単にお肉をたっぷり包める包み方
- 左手に餃子の皮を置きます。
- 皮の上にカレースプーンで1杯分のタネをのせます。ちょっと多いかなというくらいでオーケーです。
- そしてスプーンの裏側を使って、奥側に具を少し出しながら落としていきます。これで野菜とお肉の水分と脂をのり代わりにしますが、ここまでは先程と同じです。
- そして皮を手前と奥側の両サイドから閉じ、右手で真ん中をつまみます。
- 左手の人差し指と親指で、餃子の左側を押し上げるように包んでたたみます。
- そして餃子を左右反転し(もしくは手をかえて)、逆側も同じようにたたみ込みます。
- これによってヒダは2つだけですが具がたくさん入って焼き目もしっかりと付く包み方になっています。
これはコツをつかむのに何度かトライしみないと分からないですが、試してみたい包み方ですね。包み方で味まで変わってくると言われたら、やってみるしか無いですもんね!
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