パスタを茹でる時に塩を入れる3つの理由

パスタを茹でる時には必ず「」を入れますよね。しかし理由として「麺に塩味を付ける」からだとか、「お湯の沸点を上げる」ためだとか色々と聞いたことがあります。

テレビで見ていても、人によって違うことを言っている気がしていたのですが、先日のプレバトランキングで神戸勝彦シェフがその理由を優先順位を付けた上で教えてくれました!やっとスッキリしたぜ!ということでメモメモ。

理由その1:パスタの麺に塩味を付ける

まず一番大事な理由として、「麺に味を付ける」ということが挙げられました。ただし、ソースに合わせて塩分濃度をコントロールするのが大事なポイント。

さっぱりしたソースの時には塩分濃度3%で、逆にしっかり味がついたソースの場合には塩分濃度1%が目安だそうです。なるほど。

 

理由その2:麺にコシを出す

そして2番目の理由はなんと「麺にコシを出す」でした。これは聞いたことなかったですが、麺の原料となる小麦粉が塩によりグルテンを形成し、麺にコシが出来るそうです。

ただし、パスタなどに含まれる小麦粉ではさほどコシが強くはならないという話もあります。

 

理由その3:お湯の沸点が上がる

3番目の理由は、塩という不純物が入ることにより3℃ほどお湯の沸点が上がり、速く調理が出来るという点でした。

自分は子供の頃に、沸点を上げるから塩を入れるんだと親に習いましたが、3番目の理由ということでややガッカリ。でもまあ、理由が分かってスッキリしました!