つかめる水

超不思議!つかめる水の作り方【シューイチ中丸君の自由研究】


今週の「まじっすか!」は自由研究スペシャル! 第2弾は、なんと「つかめる水の作り方

ていうかそもそも、、つかめる水ってなんだ!? というわけで、その秘密と作り方に迫ります!!

つかめる水の材料

  • (800ml×2)
  • アルギン酸ナトリウム(4g)
  • 塩化カルシウム(5g)
  • ボウル(2個)

いきなり聞いたことのない「アルギン酸ナトリウム」と「塩化カルシウム」ですが、入手方法は「実験グッズを売っている量販店」や薬局などで事前注文すれば入手可能とのこと。

と番組内では言っていましたが、あっさりとAmazonで売ってました。

>> Amazon|アルギン酸ナトリウム

>> Amazon|塩化カルシウム

ちなみにこれらの怪しい二つのアイテムですが、どちらも食品添加物に使われているものだそうで、つまり口に入れても大丈夫っていうか食べても大丈夫ってことですね。

よし、これで準備は万端だぜ!というわけでお次は、つかめる水の作り方へと進みます。

つかめる水の作り方① アルギン酸ナトリウムと水を混ぜたA液を作成

まずは一つ目のボウルに、アルギン酸ナトリウム4gと水800mlを入れてまぜまぜします。ダマになりやすいらしいので、しっかりとまぜまぜしてください。

これをA液と名付けます。

つかめる水の作り方② 塩化カルシウムと水を混ぜたB液を作成

お次はもうひとつのボウルに、塩化カルシウム5gと水800gを入れてまぜまぜします。これをB液と名付けます。

つかめるの作り方③ A液をB液に入れる

作ったA液をお玉などですくい、B液に入れます。が、ここが最大のポイント。

お玉で入れる時にダーッと普通に流し入れるのではなく、スパッと一瞬でA液を投入するのが、キレイな球体のつかめる水を作る重要なコツなんだとか。このスパンッ!と入れる手首のキレ、それが美しいつかめる水を作るんですね。

というわけで「つかめる水」の完成です! A液をスパッと入れたB液をよーく見ると、多分水のかたまりが見えるはず。それをつかんでみると、つかめる水が取り出せます。

つかめる水の原理

B液にA液を投入すると、その瞬間にアルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムが反応して、膜を作ります。

なのでその膜に閉じ込められた水がつかめるようになり、それが「つかめる水」となるというわけですね。よく分からんけどまあよしとしましょう。

お玉ではなく、小さいスプーンとかで入れると、ビー玉くらいのかわいいつかめる水が作れます。こっちの方が個人的には好きですね。

そして最近、「つかめる水キット」という最初から全てがセットになった商品が発売していました!

つかめる水キット

アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムに加えて、スポイト、軽量スプーンなどがセットになった便利なキットです。

これさえあれば、あとは空のペットボトルでもあれば作れてしまいます。口コミは2件のみしかなかったですが、どちらも5点と高評価。

たくさんつくるのであれば値段は割高かもしれないですが、そんなにいっぱい作ろうぜってものでもないですからね。これはお手頃でいいと思います。

しかしこの「つかめる水」ですが、作ったはいいけどその後の使い道があるのかな!?

つかめる水の使い道

つかめる水に、自由研究以外の使い道があるのかと思ったけど、いくつか思いつきました!

①トイレタンクのオブジェに

まず1つめは「トイレタンクの上の水が流れるとこに置くオブジェ」にする!!

うん、場所とネーミングがいまいち思いつかなかったですけど、ブルーレット置くだけとかを置くとこに置くビー玉的なものだったりの代わりに使えば、なんかイイ感じになるかも?

したたり落ちる水のダメージで、あっさりと破けて砕け散るかもしれないですけど、水に色々な色を付けてつかめる水を作成すれば、色とりどりのオブジェとなり、けっこうキレイになりそうな予感です。

②つかめるカルピスにする

2つ目は、水の代わりにカルピスを使うことで「つかめるカルピス」にしてみる!

材料的には食べても大丈夫なようなので、カルピスで作れば美味しくいただけちゃいます!まあ見た目はきっとただの白いボールになるんでしょうね。ぽよぽよしていて、味も美味しいなんて完璧ですよね。

コーラとかでも楽しそうです。ていうか中身は好きな飲み物でいいですよね。災害時にもサッと持ち出せて?便利です。

③つかめる出汁にする

3つ目は、水の代わりに出汁を入れて「つかめる出汁」にし、ラーメンとかで食べてる途中にこの「つかめる出汁」を割ると劇的に味が変わって2度楽しめる!的なラーメン屋さんに実用化を提案したいと思います。

ラーメンと一緒にぽよぽよ浮いていて、お好みのタイミングで割れば味が変わるという仕掛けですね。割るまでは味が外に出ないのが最大のメリットです。

などなど、ぜひ自由研究(ラーメン屋さんも)に使ってみてね!

※一応、つかめる水は体に無害みたいですけどあまり食べるのはよくないそうなので、やる人もいないとは思いますけどご注意を!

追記:黄金伝説でワカメを使った「つかめる水の作り方」を紹介していました!
>>> ワカメを使ったつかめる水Ooho!の作り方【いきなり黄金伝説】

その他のおすすめ自由研究

つかめる水は自由研究の題材としてなかなか面白いと思いますが、他にも「過冷却水」と呼ばれる一気に凍る水だったり、炭酸をフルーツに溶かし込んで作る炭酸フルーツだったりと面白い題材があります。

ちなみに一押しは、走れメロスのメロスが走った速度を計算したという自由研究です。めちゃくちゃ面白いですよ!