卵は賞味期限がどれくらい過ぎても大丈夫？生とゆで卵はどちらが日持ちするか【ガッテン】

今週のガッテンでは、卵の特集として「卵の賞味期限に関する誤解」を教えてくれましたよ！

卵は賞味期限が切れても大丈夫なのか？生卵とゆで卵はどちらが日持ちするのか？新鮮な卵と古い卵はどっちが美味しいのか？などなど、気になる結論とその理由を早速チェック！

【もくじ】

卵は賞味期限がどれくらい過ぎても大丈夫なのか？

最も気になる点ですが、結論から言うと、

実は生卵はかなり日にちが経っても食べられるんだそうです。たしかに賞味期限が過ぎた卵を割ってみても、見た目やにおいに特に変化を感じないですよね。

番組でも賞味期限が4か月前に切れた卵を割っていましたが、見た目は普通と変わらない感じで、サルモネラ菌も検出されず、という結果でした。

ただし卵にも個体差があるので、もし食べる場合は割って中身を確認してくださいね。そして実はむしろゆで卵にするなど、熱を通してしまったほうが日持ちしません。

もちろんゆで卵の場合は冷蔵保存は必須です。なんとなく火を通した方が日持ちしそうなイメージがあると思いますが、卵は熱を通してしまうとダメです。

卵にはもともと菌に強い構造になっていて、とても腐りにくいんだそうです。そして卵を菌から守っているのが「卵白」の部分です。

卵白に含まれる酵素に殺菌作用があり、熱を加えるとこれがなくなってしまって日持ちしなくなってしまうというわけですね。

とは言っても「早く食べた方が良いに決まっている」と思いますが実は「卵は古くなった方が美味しくなる」という驚きの事実が！

卵は時間が経過すると、卵白に含まれる「二酸化炭素」が抜けていきます。

そうすると卵白がサラサラになっていって美味しくなるんだそうです。ゆで卵にするとこのサラサラ卵白がプリップリのゆで卵になるらしく、

ゆで卵メーカーも賞味期限の範囲内で、時間が経過した卵を使用しているそうですよ。

ちなみにゆで卵にするのは、卵が産まれてから「10日～1か月」くらいがおすすめだそうです。

そして番組ではいくつかのおすすめレシピを教えてくれたので、紹介いたします！

食べるときは醤油をたらし、黄身をつぶしながら食べましょう。卵白部分がふわふわになっていて美味しいエアリー卵かけご飯です。

卵黄に含まれるおいしさの成分は、そっと扱わないとすぐ壊れてしまうんだそうです。そして黄身から先に焼くとコクや香りが良くなるそうですよ。

過去にテレビで紹介されていた卵レシピです。古い卵が美味しいと言われても、卵かけご飯にするのはちょっと、、という人にも冷凍卵の卵かけご飯とかはオススメですよ！