五十鈴川

伊勢神宮の正しい参拝方法!お伊勢参りのルートや作法など【ビビット】

4月29日(月)放送の「ビビット」では、明治天皇の玄孫にあたる竹田さんが「伊勢神宮の正しい参拝方法!お伊勢参りの秘密」を教えてくれました。

というわけで知れば行きたくなる!そして誰かに話したくなる!伊勢神宮の秘密を早速チェック!

伊勢神宮とはどんなところ?

2000年以上もの歴史を持ち、その正式名称はずばり「神宮(じんぐう)」です。

つまり神宮と言えば伊勢神宮の事を指すということで、全国に約8万もある神社の中で最高の格式の神社です。

神宮と呼ばれる神社は全国でも限られているのですが、伊勢神宮は「神宮の中の神宮」ということで伊勢神宮のことを「伊勢の神宮」と呼ぶと、「あ、この人分かってる」と思われるんだそうですよ。

これからは知ってそうな人と話すときは「伊勢の神宮」って言うようにしてみたいですね。

伊勢神宮の外宮・内宮とは

伊勢の神宮には外宮(げくう)と内宮(ないくう)とあります。

外宮とは「衣食住・産業の守り神である豊受大神(とようけのおおみかみ)」を祀っていて、内宮とは「皇室の祖先神とされる天照大神(あまてらすおおみかみ)」を祀っています。

外宮と内宮の参拝する順番とルール

そしてその参拝の順番は「外宮が先で、内宮が後」となります。

また、そのルールとして「外宮では左側を歩く」「内宮では右側を歩く」となっています。基本的には神社では左側を歩くのが全国的なルールとなっていますが、ここ伊勢神宮の内宮は右側を歩くようになっているので注意が必要ですね。

ちなみになぜ左側を歩くのが基本的なルールとなっているのかというと、神様の左側が尊い位置とされているので、参拝者は尊くない方を歩くようにするのだそうです。

なのでどんな神社であっても左側を歩いておけばほぼ間違いないということですよ。さらに「どまんなかを歩くのが一番良くない」というのも忘れずに。

また、もしどちらかしか訪れる時間しかないのであればまず外宮を参拝し、次の機会に内宮を参拝するようにすると良いそうです。

2019年GWの特別なお祭り

2019年のGWでは天皇ご即位があるということで「新天皇御即位奉祝行事(しんてんのうごそくいほうしゅくぎょうじ)」と呼ばれるものが開催されます。

  • 奉祝舞楽(ほうしゅくぶがく):5/1〜5/3 午前11時と午後2時
  • 祝菓子:5/1 午前9時に約4万個無料配布

GWにこのような行事が行われるのも、2019年のみのことかもしれないので可能であれば参拝したいですね。

伊勢神宮の参拝ルート

伊勢神宮の内宮の参拝ルートは「宇治橋」から始まります。

①宇治橋

宇治橋

宇治橋を渡ると、そこから先が御神域となります。そしてここは皇族ファーストという特別な橋となっています。なので宇治橋を車で渡ることができるのは皇族の方だけ。

サミットなどで訪れたオバマ大統領などの世界の要人たちも橋の手前で車を降り、歩いて渡っていました。

②五十鈴川の御手洗場(いすずがわのみたらしば)

通常はまず手水舎で手や口を洗うのがセオリーですが、ここではなんと五十鈴川の「川の水」で清めます。手水舎を通り過ぎた先にあります。

昔は実際にこの五十鈴川でもく浴をして、清らかな状態になって参拝をしていたということですよ。

ここでは左手で川の水をすくい、手を洗い、口に含んだら川に戻すのではなく、足元の横に戻すようにしましょう。

③瀧祭神(たきまつりのかみ)

地元では「取り次ぎさん」と呼ばれ、伊勢神宮の受付のような場所となります。まずはこちらを参拝してから内宮へと行きましょう。

ここではお賽銭を行いますが、ここにもルールがあります。

④正宮(しょうぐう)

宇治橋を渡って10分ほど歩くと、正宮へと辿り着きます。ここでは神様がおわす場所ですので「カメラやビデオなどの撮影はNG」となっています。

ここは天皇陛下が「国民の幸せを祈る場所」または祈らせる場所ということなので、日本全体の平和などを祈るようにしましょう。

伊勢神宮参拝の作法&マナー

①お賽銭の方法

お賽銭を行う際は、お金がむき出しでは神様に失礼にあたるということで「ポチ袋」に入れてからお賽銭箱にお金を入れるようにします。

ということは訪れる前にあらかじめポチ袋に入れて用意しておいた方がいいということですね。

②参拝は2拝2拍手1拝

参拝をする際には2回お辞儀をし、それから両手で2回手を叩き、最後に1回お辞儀をするという「2拝2拍手1拝」で行います。

その際のお辞儀の角度は「90度」を心がけましょう。ちなみにどこの神社でもお辞儀の際は90度がセオリーということですよ。

伊勢神宮で「願い事をしても良い」場所

外宮の「多賀宮(たかのみや)」、内宮の「荒祭宮(あらまつりのみや)」の2ヶ所では、個人的なお願いをしても大丈夫です。

非常に力のある神様を祀っている場所ですので、ここでは具体的な話をしましょう。

他の神社にあって伊勢神宮にないもの

伊勢神宮には「しめ縄」「おみくじ」がありません。ちなみに参拝すること自体が大吉なんだとか。

このゴールデンウィークには是非とも伊勢神宮に訪れたいですね。

東京から伊勢神宮への行き方

電車とバスを使った、東京から伊勢神宮への行き方です。

  1. まずは新幹線で「名古屋駅」へ!のぞみで東京駅から1時間40分ほど。
  2. JR伊勢鉄道「伊勢市行」に乗り換えるか、近鉄名古屋駅から近鉄特急に乗り換えて伊勢市駅まで行くか二択です。かかる時間は1時間30分〜40分ほど。乗ってる時間は近鉄の方が短いです。
  3. あとはJR伊勢市駅から02番か51番、55番のバスに乗って行きます。

すべて合わせて、東京駅から3時間50分〜4時間30分ほど掛かります。かかる料金は合わせて14,000円ほど。JRを使って行った方が500円ほど安くなります。

こちらもチェック!テレビ紹介の伊勢グルメ



伊勢神宮の正しい参拝方法!お伊勢参りのルートや作法など【ビビット】」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 出雲大社の正しい参拝方法【林修のニッポンドリル】 | by myself 〜今日の気になる気になる記〜

  2. ピンバック: 箱根の朝の三社参り!㊙参拝法で縁結びのご利益UP【林修のニッポンドリル】 | by myself 〜今日の気になる気になる記〜

コメントは停止中です。